会計ソフト選びでお悩みですか?
それならば各製品が提供している体験版をダウンロードして、実際に使用してみることが一番手っ取り早い選び方です。価格比較も大切ですがまずは使いやすい会計ソフトをいくつかピックアップするのがベストなので、やはり体験版を大いに活用した方がいいと思います。
しかし最近では会計ソフトの選択肢も増え「一体どんな会計ソフトがあるのか?」と、製品数の多さに困惑している方も多いでしょう。そこで今回は体験版を提供している主要会計ソフトを10製品集めてみました。
各製品の解説もしていくので、できる限り多くの製品を試用してみて自社にマッチした会計ソフトをピックアップしてください。
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会計ソフト体験版まとめ
「おすすめの会計ソフト17選」について調べてみよう!
1. 弥生会計16
発売から28年の歴史がある弥生シリーズの人気製品が弥生会計16です。初心者でも使いこなすことができるスタンダード、部門管理や経営分析など多機能が魅力なプロフェッショナル、そして最大20ライセンスまで同時入力・同時参照できるネットワークといった3つのラインナップアがあります。いずれも体験版が提供されているので、全て試用してみるのもいいでしょう。
また、会計ソフト以外にも給与計算ソフトや販売管理ソフトなどの体験版も提供しています。
試用期間:30日間
ダウンロード:https://www.yayoi-kk.co.jp/products/download/index.html
2. ソリマチ会計王17
ソリマチが提供する会計王17も古くから提供されている会計ソフトの一つであり、その使いやすさに定評があります。価格も40,000~60,000円と会計ソフトとしては標準的なので経済面にも優しい製品です。また、試用期間が60日間と長期なのでじっくり操作性を確認することができます。
弥生会計同様に給与計算ソフトや販売管理ソフトの体験版も提供しています。
試用期間:60日間
ダウンロード:https://www.sorimachi.co.jp/products_gyou/trial_version/#apr
3. OBC勘定奉行i10
CMでもお馴染みの勘定奉行ですが、どちらかというと中堅・大企業向けのシステムを提供しているというイメージがありますね。しかし勘定奉行i10は中小企業向けに提供されている会計ソフトなので、他の製品同様気軽に試用することができます。また、操作に関してもシンプル化されているので初めて会計ソフトを導入する企業でも安心です。
3日間試用できるWeb環境と、無期限で試用できる郵送(DVD)の2つから選択可能です。
試用期間:3日間、無期限
ダウンロード:https://www.obc.co.jp/click/trial/
4. エプソン財務応援R4
エプソンが提供する財務応援R4は3つのラインナップがありLiteが40,000円、Lite+が150,000円、Premiumが300,000万円と多機能で使い込みたい場合は比較的高価な製品です。また、年間保守料金もかかるので基本料金プラスαでコストがかかると考えておきましょう。
試用期間は60日間なのでじっくり検討できるのがポイント。
試用期間:60日間
ダウンロード:http://www.epson.jp/products/oen/experience/taikenban/
5. PCA会計X
PCAが提供する会計Xは単体価格で150,000円~と比較的効果ですが、カスタマイズに対応している数少ない会計ソフトの一つです。このため「一から会計システム構築を依頼する予算はないけど、できるだけ自社環境に適合した会計ソフトを導入したい」という企業におすすめ。
こちらも試用期間は60日間なのでじっくりと検討することができます。
試用期間:60日間
ダウンロード:http://pca.jp/area_before/taiken/taiken_contents.html
6. シスプラ会計ソフト
シスプラが提供する会計ソフトは100,000円と若干高価ながらも複数台のPCにインストールし、同時処理などを行うことができます。また、Excelとの連携も可能なので従来通りExcelで仕訳をして会計ソフトで管理するといった処理も可能です。
その他経営者向け財務管理ソフトや給与計算ソフトの体験版もあり。
試用期間:無制限
ダウンロード:http://www.syspla.co.jp/seihin/download.html
7. 大蔵大臣
大蔵大臣も200,000円~と高価な会計ソフトではありますが、初心者には使いやすく熟練者には快適な操作性を提供しています。このため会計ソフトを扱う社員間でスキルの差が大きい場合などにメリットがあるでしょう。
体験版ではオンライン版とダウンロード版を提供しており、試用期間は前者が3日間後者が60日間となります。
試用期間:3日間or60日間
ダウンロード:https://www.ohken.co.jp/product/trial/
8. わくわく財務会計3
わくわく財務会計3では会計ソフトだけでなく経営分析機能を提供しているのがポイントです。しかも製品価格は13,600円とかなり安価なので、安く会計ソフトを導入したいという企業におすすめ。初心者向けサポートも無料で提供されています。
試用期間:30日間
ダウンロード:http://www.lan2.jp/download/ae3-dl.html
9. らんらん財務会計
わくわく財務会計と同じピクシスが提供する会計ソフトで、ネットワークで接続された複数のPCから同時処理できるのがらんらん財務会計ソフトです。28,000円で最大5台のPCにインストールすることができるので、やはり低価格なのが魅力です。
体験版でも無料サポートが付いているので気になる疑問を解消できます。
試用期間:30日間
ダウンロード:http://www.lan2.jp/info/index.html
10. 達人シリーズ
達人シリーズでは申告書作成ソフトと達人Cubeの体験版を試用することができます。しかも、体験版ながら45アカウントまで追加で試用することができるので部門全体で操作性を確かめることが可能です。(試用中の追加はできないため初回申し込み時に申告する必要あり)
会計ソフトの中ではかなり多機能な方なので、実際に使ってみてじっくりと検討しましょう。また、試用期間は90日間と最長です。
試用期間:90日間
ダウンロード:http://www.tatsuzin.info/trial/
[RELATED_POSTS]クラウドERP「NetSuite」の体験版
ここで忘れてはいけないクラウドERP「NetSuite(ネットスイート)」の体験版も紹介しておきたいと思います。
「NetSuite」とは
「NetSuite」とは会計システムはもちろんのこと、販売管理システム、在庫管理システム、顧客管理システム、Eコマースなどなど、企業経営に必要不可欠な基幹系システムを一気通貫で提供するERP(統合基幹業務システム)ソリューションです。
しかも、クラウドで提供されているのでPCやサーバにシステムをインストールする必要がありません。必要なのは「NetSuite」を利用するためのPCとインターネット環境だけ。
会計ソフトの導入を検討している企業の中には安価でPCにインストールするだけのソフトを導入するか、高価だがサーバにインストールしてより快適な環境を構築するシステムを導入するかで迷われている企業も多いと思います。
しかしシステムで導入するとなるとサーバ調達から考え数百万規模のコストがかかることが多いので、なかなか踏み込めないのも実情です。そこで有効的なのがクラウドERP「NetSuite」となります。
第一にサーバ不要なので導入コストを大幅に抑えることができ、ランニングコストに関しても比較的低コストで利用可能です。また、会計システムだけでなくその他複数のシステムを一元的な管理のもと導入できるのも大きな魅力でしょう。
各システムから生成されるデータも統合されているので、ダッシュボードから企業全体の経営状況を俯瞰することができます。これにより経営戦略の判断や意思決定が迅速化し、競合の一歩先を行くことができます。
「NetSuite」体験版の試用期間は14日間
「NetSuite」体験版の試用期間は14日間と短いように見えますが、今回紹介した会計ソフトの中でオンライン体験版を提供している製品では試用期間が3日間で。これらと比較すれば試用期間としては申し分ないでしょう。
また「NetSuite」体験版では業務ごとに最適化されたアカウントがデフォルトで設定されているので、試用開始からすぐに本格的な検討を行うことができます。
デフォルトで設定されているアカウント
- 代表取締役社長
ダッシュボードから、リアルタイムに会社の状況を瞬時に把握できます。 - マーケティング マネージャ
各種マーケティング キャペーンを設定し、実行することでキャンペーンのROIを計ることができます。 - 営業本部長
部下の営業スタッフの活動を分析し、注文を承認し、チームで予算が達成できるように管理します。 - 経理担当
リアルタイムに経理状況を管理し、財務諸表をはじめとする財務レポートを管理します。 - 倉庫担当マネージャ
在庫、注文の配送、および商品の購買を管理します。 - Eコマース マネージャ
ダッシュボードから、リアルタイムに会社の状況を瞬時に把握できます。 - 管理者
NetSuiteでおこなう業務をすべてオンラインで管理します。 - サポートマネージャ
顧客サポートの活動を分析し、サポートチームを管理します。 - Webストアの買い物客
NetSuiteで構築されたEコマースサイトでのショッピングのプロセスを再現します。
また、実際に使っているデータをCSV形式でインポートすることもできるため、より正確に検討を行うことができます。
「会計システムを導入したいけどコストが気になる」
「もっと企業全体のデータを俯瞰して評価したい」
などのニーズがある企業では単に会計ソフトや会計システムを単体で導入するのではなく、「NetSuite」のようなクラウドERPでの連携の取れたシステム導入がおすすめです。
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まとめ
いかがでしょうか?意外と多くの会計ソフトが体験版を提供しているので、どうせなら半分以上は試用してみて操作性を実感して頂きたいと思います。会計ソフトはやはり快適に使用できるかどうかが導入成功の鍵ですから、体験版は積極的に活用しましょう。
試用時は実際のユーザーに使ってもらうことが大切です。導入担当者や経営者自身で試用して導入する会計ソフトを選ばないよう十分に注意してください。(導入担当者や経営者が経理担当の場合は別です)
また、最後に紹介したクラウドERPのニーズがある企業では是非「NetSuite」の体験版を試用してみてください。
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