予算管理をクラウドで実現するソフトウェアサービス15選

 2019.11.07  2023.02.17

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予算管理をエクセルで行っている企業は多いでしょう。情報をデータベース化して、正しく活用すればエクセルでも十二分に予算管理が行えます。しかしながら、限界があるのも確かです。情報共有は手作業になりますし、最新バージョンを把握することも難しくなります。さらに、誤って上書きしたり消去してしまったりと、トラブルは絶えません。

こうして予算管理を行っている皆さんにご検討いただきたいのは、クラウドで提供されている予算管理ソフトウェアサービスです。これならば、予算管理をシステム化するにあたり個別のリソース調達は不要ですし、現状のネットワーク構成に変更を加えない形で、新しいシステムを構築できます。さらにクラウドならではの利便性がありますので、これから予算管理のシステム化を検討している方におすすめです。

本稿では、予算管理をクラウドで実現するソフトウェアサービスを15選、ご紹介します。システム化を検討される際の参考にしていただければ幸いです。

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クラウド型、予算管理ソフトウェアサービス15選

1.Oracle EPM Cloud-Planning

世界10,000社以上、国内1,000社以上の実績を持ち、国内市場46.5%のシェアNo.1を誇るオラクルが提供するクラウド予算管理サービスです。経営計画、各種計画編成、予算編成、予算・実績管理、各種損益管理(多次元分析)、予測管理(P/L予測など)、財務KPI管理など幅広い業務をカバーしており、Oracle EPM Cloud-Planning で組織全体の予算管理・会計管理の業務、および経営計画にかかわる業務を大幅に効率化できます。また、機能性はもとより価格も¥14,400/ユーザーと非常にリーズナブルなのもシェアNo.1の理由と言えるでしょう。

https://www.oracle.com/jp/applications/performance-management/pbcs/overview/

2.Adaptive Insights

エクセルでの予算管理から脱却したいが、使い慣れたインターフェースを手放すのは惜しい…、という企業におすすめのサービスです。エクセル操作に近いユーザーインターフェースは、今までエクセルでの予算管理業務に慣れている現場へとスッと馴染んでいきます。

https://www.adaptiveinsights.com/jp/products/adaptive-planning

3.Attack Board for Web

入出力インターフェースにエクセルを使用しているので、Attack Board for Webもエクセルでの予算管理に慣れ親しんだ企業におすすめです。必要なエクセルファイルをダウンロードして作業を進め、作業後にエクセルをアップロードすることで情報がデータベースに登録されます。予算書配布や集計自動化など、それぞれの予算管理スタイルに合わせたシステム構築ができます。

http://www.agreement.jp/

4.BOARD Software

単一のプラットフォームでCPM(Cost Performance Management)に必要な分析シミュレーション、予算計画、予測分析までサポートし、BOARDカプセルと呼ばれるカスタマイズアプリケーションをかんたんに作成できます。さらに、多種多様なデータソースと連携し、ドラッグ&ドロップによるデータ測定値の追加もできます。

https://www.board.com/jp

5.BizForecast

「脱エクセル」ではなく「活エクセル」を実現するために、エクセルとシステムを組み合わせることでそれぞれの特長を生かした予算管理を実現できるサービスです。企業ごとに最適なフォーマットを使って予算管理をシステム化し、さまざまな情報の集計・加工・レポーティングが可能になっているため、経営意思決定に欠かせない情報をリアルタイムに参照できます。

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https://www.primal-inc.com/product/bizforecast_old/

6.Business Planning Cloud

レポートブレイクダウン、インプット、エクセルとの連携を中心機能として、オプションモジュールでさまざまな機能を追加できるサービスです。エクセルに似たユーザーインターフェースにより使いやすさを向上し、ストレスを無くした予算編成と実績予測が行えます。

https://www.yosankanri.jp/

7.CCH Tagetik

予算管理をはじめ、予実管理、財務管理、経営管理などさまざまなプロセスをサポートするサービスです。通貨および為替計算機能など、グローバルな会計業務を支える機能を搭載しており、計画自動化、決算早期化、経営管理レポートなどを容易に提供します。

https://www.tagetik.com/jp

8.DIGGLE

無料から始められる数少ないサービスであり、基本機能はすべて無料で利用できます。業種別にテンプレートが用意されており、独自のテンプレートを作成せずともすぐに利用開始できる点も大きなメリットです。エクセルからの一括インポートも可能なので、エクセルを入力インターフェースとしたり、これまでの予算管理ファイルを取り込んだりすることもできます。

https://www.diggle.jp/

9.DivaSystem FBX

予算管理に限らず、管理会計と経営管理など高度な要件にも対応するサービスであり、予算管理用のエクセルファイルをそのまま使えます。直感的操作でメンテナンスできる設計であり、運用変更にかかる負担を最小限にとどめつつ、効率的な予算管理を実現します。

https://www.diva.co.jp/fbx/

10.Jedox

予算管理と業績管理(EPM:Enterprise Performance Management)に加えて、BI(Business Intelligence)によってデータ分析が可能なサービスです。日本語対応はしていませんが、低コストで利用できるサービスなので予算管理とデータ分析をお得に取り入れたい企業におすすめです。

https://www.jedox.com/en/

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11.Manageboard

完全な脱エクセルを目指し、会計データをそのまま予実管理に利用できるサービスです。直感操作で経営情報をかんたんに数値化して、予算管理を実行できます。予算目標の達成に向けて、予算情報をベースにしたPDCAサイクルを構築でき、さまざまな角度で財務データを分析可能です。

https://manageboard.jp

12.Sactona

予算管理だけでなく、管理会計や経営管理など意思決定に必要な情報を提供する管理業務もカバーしているサービスです。エクセルとほぼ変わらないユーザーインターフェースを持ちますので、今までエクセルで予算管理を行っていた企業にとっても使いやすい一品です。

https://www.outlook.co.jp/sactona

13.fusion place

経営管理を最適化する総合システム概念「MIA」にもとづき、予算管理と管理会計を含むさまざまな機能を備えたシステムです。エクセルとの双方向インターフェースにより、エクセルファイルのデータをそのまま利用できます。

https://www.fusions.co.jp

14.予算会計エクスプレス

複式簿記を採用したサービスであり、自動仕分けによって予算区政、予実管理と着地予想など膨大な工数を必要とする作業の時間を短縮できます。より正確な財務諸表を誰もが作成でき、素早く作成できることから経営計画を効率化できます。

https://yosankaikei.jp/

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15.予算管理クラウド

日本の商習慣に合わせたテンプレートを多数提供している、Fujitsuのサービスです。企業ごとの予算管理スタイルに合わせた柔軟なカスタマイズも可能であり、グループ再編やM&Aによって組織体制が大きく変化しても、常に最適な予算管理環境を維持できます。

http://www.fujitsu.com/jp/solutions/business-technology/intelligent-data-services/ba/product/sas-analytics-solution/masp-fm/

いかがでしょうか?皆さんにとって、最適な予算管理ソフトウェアサービスが見つかれば幸いです。

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