会計ソフトをお探しの方は、日々の仕訳や決算業務を簡潔化するジョブカン会計はいかがでしょうか?ジョブカン会計は、2022年度ITトレンド年間ランキング1位を受賞した、操作性・機能ともに優れた会計ソフトです。ほかのジョブカンシリーズとの連携により、経営情報を一元化し、ERPを実現できます。本記事では、ジョブカン会計の特徴やジョブカンシリーズについて詳しく解説します。
ジョブカン会計とは?
ジョブカン会計は、株式会社DONUTSがリリースしている会計ソフトです。開発は完全子会社の株式会社ジョブカン会計(旧ビズソフト株式会社)が手がけています。シリーズ累計導入実績が20万社を超える人気の会計ソフトで、シンプルな操作性ながら高機能・低コストで、多くの企業で採用されています。
会計ソフトの特徴
ジョブカン会計には、次のような特徴があります。
- クラウドサービスで手軽に利用できる
インターネットに接続できる環境があれば、ダウンロード不要ですぐに利用できます。複数名で利用できるため、テレワークにも対応可能です。 - 日々の仕訳や決算作業を効率化できる
科目や取引先などは選択してクリックするだけでよく、スピーディな仕訳が可能です。貸借対照表・損益計算書のほかにも、固定資産台帳や消費税申告書などの決算資料も簡単に作成できます。 - 無料でアップデートや法改正対応が可能
最新の法改正にも自動で対応し、無料でアップデートできます。クラウド上でデータを保存するため、どんなパソコンからでも利用できます。 - 充実のサポート体制
電話・メール・チャットにて無料で利用できるサポート体制があります。 - ほかのジョブカンシリーズと連携可能
勤怠管理、ワークフロー、経費清算など、ジョブカンのさまざまなサービスと連携でき、情報の一元管理が可能です。
ジョブカン会計にはクラウド版(提供:株式会社DONUTS)だけでなく、パソコンにインストールする「ジョブカンDesktop会計23」(提供:ジョブカン株式会社)もあります。30日間無料でお試しできるため、実際の使い勝手を確認するのもおすすめです。
ERPも実現する「ジョブカンシリーズ」の種類
ジョブカンシリーズは、中小企業のバックオフィス業務を支えるさまざまなソフトウェアを取りそろえています。ジョブカンシリーズには、ジョブカン会計に加え、採用管理、労務HR、勤怠管理、給与計算、経費清算、見積もり/請求書、ワークフローの全8種類があり、企業の幅広い業務をカバーしています。これら全てがクラウド上で連携可能となっており、企業経営におけるあらゆる情報を一元化して管理できるERP(Enterprise Resource Planning)に最適な製品です。
ジョブカンシリーズでは共通IDを使用しており、ユーザーはひとつのメールアドレスとパスワードで全てのジョブカンシリーズにアクセス可能です。ジョブカンシリーズをひとつしか利用していなくても、共通IDとして認識されているため、別のサービスを使用する際に同じIDが利用できます。これにより、IDに紐づいた情報を、シリーズ全体を通じて一元管理できるようになっています。すでにサービスごとにIDを作成してしまっていても、あとで統合可能です。
ここからは、ジョブカンシリーズ8種類をご紹介します。
ジョブカン会計(クラウド・パッケージ版)
ジョブカン会計は最新の税制改正に対応し、日々の伝票入力から決算書作成まで簡単操作で業務を効率化します。帳簿はPDFやCSVでの出力が可能です。テレワークに最適なクラウド版(株式会社DONUTS)と、インターネット接続が不安定な場所でも安心なパッケージ版(株式会社ジョブカン会計)が選べます。
ジョブカン見積/請求書(クラウド・パッケージ版)
ジョブカン見積/請求書は、見積書・請求書・納品書・領収書などの作成/管理ができるシステムです。電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しています。ジョブカン会計と連携することで、売上・入金データを仕訳データとして帳簿に反映でき、作業の効率化を図れます。クラウド版とパッケージ版の2種類から選べます。
ジョブカン勤怠管理(クラウド版)
ジョブカン勤怠管理では、出勤管理、シフト管理、休暇・申請管理が行えます。残業時間の自動集計が可能なため、36協定にあわせた適切な管理ができる点もメリットです。また、ジョブカンシリーズの給与計算や経費清算システムと連携することで、各システムに勤怠管理情報を反映でき、作業の効率化が図れます。
ジョブカン経費精算(クラウド版)
ジョブカン経費精算は、経費の申請から承認、精算処理までをクラウド上で管理できるシステムです。ICカード読み取りや経路検索機能により、交通費を自動算出できます。また、クラウドなので出張先からの申請も可能です。申請内容から仕訳データを自動作成できるため、経理業務の効率化につながります。
ジョブカンワークフロー(クラウド版)
ジョブカンワークフローは、物品購入や休暇申請など、社内の承認が必要な書類をクラウド上で一元管理できるシステムです。紙の書類を使わずフォームから簡単申請でき、承認状況も確認できます。クラウド上で操作するため外出先からでも承認が可能で、使いやすさを追求した設計となっています。
ジョブカン採用管理(クラウド版)
ジョブカン採用管理は、求人から内定までの流れを一元管理できるシステムです。自社の採用サイトを簡単に作成できるほか、求人サイトやエージェントとの連携も可能です。応募者情報や選考結果を一括管理できるため、採用担当者間の情報共有がスムーズに行えます。クラウド上での管理で、個人情報も安全に保管できます。
ジョブカン労務HR(クラウド版)
ジョブカン労務HRは、従業員の情報管理から各種労務手続きまでを一元的に管理できるシステムです。従業員の人事・給与・社会保険・マイナンバーなどの情報を一括で管理でき、入退社や住所変更などの各種手続きの帳票作成もクラウド上で行えます。年末調整の帳票作成も簡略化できるため、労務管理の大幅な業務効率化が図れます。
ジョブカン給与計算(クラウド版)
ジョブカン給与計算は、給与計算の自動化と効率化を実現するサービスです。ジョブカンシリーズの勤怠管理や労務HRとの連携により、勤務情報などの必要情報を給与計算に自動反映できる点が魅力です。残業代や手当など会社規定の設定に対応し、所得税や各社会保険料も自動計算できます。税率や保険料率の改定に対応しています。
ジョブカンシリーズのメリットと評判
ジョブカンシリーズは、詳しい操作説明がなくても、誰でも簡単に操作できるシンプルさが人気です。入力の手間を感じさせず、スムーズな操作が可能です。クラウド版は、インターネット環境があれば場所を選ばずアクセスできるため、テレワークにも最適です。充実したサポート体制で、安心して使い続けられます。
さらに、ジョブカンシリーズはリリース以来、値上げしていないのが特徴です。高機能な製品をリーズナブルな価格で利用できます。
ジョブカンシリーズを導入している会社からは、シリーズ間の連携に魅力を感じるとの声が多く寄せられています。特に、勤怠・労務・給与が連携していて一元管理できることが大きなメリットとなっています。経費精算やワークフロー管理など、やり取りに時間がかかっていた業務が短縮化され、バックオフィス業務の効率化に貢献しています。
ジョブカンシリーズはどんな企業におすすめ?
ジョブカンシリーズは、業務効率化に大きく貢献するサービスです。ジョブカン会計をはじめとした各システムが便利なだけでなく、それらを連携させることで、バックオフィス業務の効率化を加速できます。クラウド上で経営に関する情報を一元管理できるため、社内での情報共有も容易です。また、自動入力機能やフォーム登録機能が搭載されているため、入力ミスを防ぎ、業務負担を軽減できます。システム上でやり取りするため、ペーパーレス化にもつながるメリットがあります。
業務の効率化と生産性の向上は、企業規模に関わらず多くの企業が抱える課題です。ジョブカンシリーズは、業務効率化を推進したい企業におすすめのサービスです。
まとめ
現代社会では、働き方改革が大きな課題となっています。企業には、テレワークの推進や時間外労働の上限規制など、さまざまな対応が求められており、これらの対応には業務効率化が不可欠です。ジョブカン会計ならびにジョブカンシリーズは、多くの企業に導入実績があります。定評のあるジョブカンシリーズで、業務効率化を実現しましょう。
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