HUE ACとは?導入のメリットや機能をわかりやすく解説!

 2024.09.05  クラウドERP実践ポータル

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会計システムやERPの導入を進める際には、製品の特徴やスペック、適している企業などを見極めなくてはなりません。どれほど機能や操作性の評判がよくても同様です。本記事では、著名な大手企業の導入実績も豊富な会計システム「HUE AC」の概要や機能、向いている企業などについて解説します。

HUE ACとは?導入のメリットや機能をわかりやすく解説!

事業拡張に先手を打つERPへの移行

HUE ACとは?

会計ソフトにはさまざまな製品があり、それぞれ機能や操作性などが異なります。そのため選定の際には、自社の会計業務で発生している課題を解決できるかどうかを考慮し、慎重に選ばなくてはなりません。「HUE AC」も優れた会計ソフトとして有名ですが、導入を検討するのなら、具体的なソリューションや導入実績を把握しておきましょう。

HUE ACの概要

HUE ACは、ERPパッケージソフトやSaaSサービスの開発・販売を手がける、「株式会社ワークスアプリケーションズ」が提供している管理会計システムです。財管一致をコンセプトに開発された本システムは、財務会計と管理会計の両立が可能であり、これまでさまざまな企業による導入実績があります。

HUE ACの特徴として、まず大手企業の導入実績が豊富な点が挙げられます。誰もが一度は名前を聞いたことがある大手ゼネコンをはじめ、著名な社会福祉法人や人材紹介企業などもHUE ACを導入・活用しています。

また、膨大なデータ量にも対応できる、タフなエンジンを搭載している点も特徴です。大手企業が扱うデータ量でも容易に扱えるだけのエンジンが搭載されており、快適な使用環境のもと、ストレスフリーで操作できます。

HUEのソリューション

HUEは、日本における商習慣に対応した機能をデフォルトで実装しています。手形や掛け取り引き、与信管理などの機能がそろっており、特定業界や業種特有の要件にも対応できます。

また、HUEでは大手企業向けのERPパッケージとして、HUE AC以外にもさまざまなソリューションが用意されています。そのひとつが購買管理システム「HUE Purchase」で、大企業に求められる統制の強化と業務効率化を実現できる高性能なツールです。

固定資産管理システム「HUE Asset」は、これまで2,000社以上が導入した実績を誇ります。固定資産やリース資産、資産除去債務などさまざまな資産を一元管理できるほか、経理や現場の従業員が使いやすいよう機能設計されている点が特徴です。

使いやすさに定評がある「HUE Expense」は、ペーパーレス化と業務効率化を実現する経費精算システムです。優れた操作性と見やすいUIで、入力負荷の軽減につながり、外部サービスとの連携性にも優れています。

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HUE ACの4つのメリット

HUE ACの主な導入メリットとして、コスト削減や決算の早期化実現、把握しやすい情報表示、無償のバージョンアップ対応が挙げられます。

1.さまざまな業務要件を標準機能化してコストを削減できる

日本の商習慣はもちろん、大企業に求められるさまざまな業務要件を標準機能化している点が特徴です。大手企業での運用を想定して開発されたツールであるため、業務プロセスやワークフローが複雑になりがちな大企業でも、余計な手を加えることなく導入可能です。

また、HUE ACは金額変更や名寄せ、統合など調整業務にも対応しています。もとからこれらの業務領域をカバーできているため、カスタマイズの必要がなく、コストを抑えた運用が可能です。

2.決算の早期化を実現できる

決算の早期化は、事業や組織の規模を問わず、さまざまな企業が積極的に取り組んでいます。なぜなら、決算の早期化にはさまざまなメリットがあるためです。決算を早めに済ませて情報をオープンにすることは、投資家や金融機関からの信頼獲得につながり、より多くの投資を引き出すことも可能です。

ただ、決算の早期化はそれほど簡単なことではありません。一般的な会計システムを使用しているケースでは、基幹システムの取り引きデータをExcelや支払いシステム、財務会計システム、連結システムなどと連携しつつ業務を進めるため、必然的に多大な時間を要します。

一方、HUE ACでは、ワンプラットフォームで日々の記帳から連結決算業務を完結させられる点が魅力です。余計な連携を排除してHUE AC上で業務を完結できるため、決算の早期化を実現できます。

3.グラフィカルな情報表示により把握しやすい

管理会計システムに求められる要件として、見やすさが挙げられます。画面が見にくいと、判断に必要な情報をスピーディーに抽出できず、業務効率の低下にもつながります。

HUE ACは、ユーザーが求める情報を素早くキャッチできる設計となっています。管理しているデータを円グラフや棒グラフでグラフィカルに表示でき、視覚で直感的に情報を把握できます。ユーザーの声をもとに、豊富な数のテンプレートも用意しており、システム上でさまざまな表現が可能です。

また、グラフィカルに表示した各種データの比較・照会が容易な点もメリットです。ワンクリックでデータ表示を切り替えられるため、損益実績の推移や月ごとの状況比較などを容易に行えます。

4.永続的にバージョンアップ無償対応

ERPや管理会計システムによっては、バージョンアップに多大な費用がかかるケースも少なくありません。とくに、規模の大きな企業が使用するシステムの場合、ベースとなるスペックが高いため、相当なコストが必要になるケースもあります。

それに比べて、HUE ACはバージョンアップにコストがかかりません。定期的かつ継続的に支払う利用料金に、保守やバージョンアップの費用が含まれているためです。不具合の修正はもちろん、新たな機能の追加を含むバージョンアップでも費用がかからないため安心です。

一般的な会計システムでは、法改正や制度見直しなどのタイミングでバージョンアップが発生し、多額の費用が発生することも少なくありません。法改正や新たな制度の誕生にあたり、システムのさまざまな部分を修正しなくてはならず、必然的にコストも高くなります。一方、HUE ACではこのようなことはなく、永続的な無償バージョンアップを受けられます。

HUE ACはどんな企業におすすめ?

HUE ACは、複雑な会計業務が負担になっている大手や中堅企業におすすめです。単体決算から連結決算までをオールインワンでカバーでき、会計業務の効率化と担当者の負担軽減にもつながります。

また、法律や制度の改正へ迅速に対応できる会計ソフトを導入したいと考えている企業にも、HUE ACは適しています。幾度にもおよぶ法改正でも、バージョンアップに費用が発生することもないため、なるべく運用コストを抑えたい企業にも最適です。

HUE ACの機能一覧

HUE ACに実装されている機能は、以下の通りです。

  • 多次元残高照会
  • 予算ESS
  • ACコンシェル
  • 仕訳計上
  • 支払予定トレイ
  • OCR請求書払い
  • 電子帳簿保存法対応
  • 統合請求処理
  • 月次決算モニタリング

多次元残高照会は、さまざまな形の残高照会を実現する機能です。予算ESSはリアルタイムな予算情報の把握とコミュニケーションを、ACコンシェルは損益情報の可視化と多角的な分析をそれぞれ行えます。

HUE ACの豊富な機能は、本ツールの公式サイトからダウンロード可能な資料に網羅されています。導入を検討しているのなら、資料にも目を通してみましょう。

まとめ

HUE ACの導入によって、グループ全体の決算早期化を実現でき、複雑な会計業務の効率化や担当者の負担軽減にもつながります。永続的な無償バージョンアップを利用できるため、ランニングコストを抑えた運用が可能であるほか、法改正への迅速な対応をしてもらえるのも魅力です。

ERPや会計システムの導入を検討しているのなら、以下のページにも目を通してみましょう。ERPの選定方法や比較資料をダウンロードできるため、選定を進める際の参考にできます。

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