B2Bに欠かせない「請求書」。企業間取引では売上発生と入金のタイミングが異なるため、支払い期日が近づくと請求書を発行しなければいけません。しかし、請求書の作り方がわからない、もっとお洒落な請求書を発行したいなどと考えている方も多いでしょう。本記事では「使える請求書テンプレート一覧」ということで、使いやすい請求書テンプレートをご紹介します。
使える請求書テンプレート一覧!(エクセル形式)
Oracle (https://www.clouderp.jp/resources/invoice-template)
クラウドERP実践ポータルで提供されている請求書テンプレートです。使いやすく、見やすい請求書テンプレート(Excel形式・無料)をご用意しました。宛名、件名、連絡先、期限、摘要、数量、単価、金額、消費税、お振込先等、必要十分の項目に絞った、カスタマイズしやすい簡易テンプレートです。
請求書の書き方のご参考に、ぜひご覧ください。
請求書テンプレート
board(https://the-board.jp/)
boardはクラウドでの請求書・見積書発行、経営管理ツールを提供しているサービスです。同サービスでは無料で請求書テンプレートを提供しており、シンプルなものを多数そろえています。
基本型の請求書テンプレート
どんなビジネスシーンでも使用できる基本型デザインの請求書テンプレートです。色使いもシンプルなので浮いた印象を与えず、白黒印刷にも対応しています。明細行には摘要・数量・単価・金額、合計欄には小計・消費税・合計があり、源泉徴収や値引きなどがない最もよく使われるレイアウトです。
横型の請求書テンプレート
オレンジをベースにカラーと統一しており、落ち着いた雰囲気のある横型の請求書テンプレートです。数字や文字は黒色なので視認性もよく、請求書としての機能に優れています。
英語対応の請求書テンプレート
英語では定番の横型請求書です。シンプルにブルーで彩ってさわやかな印象を与えます。見やすさも重視されたデザインなので、英語での取引に活用できます。
Money Forward(https://biz.moneyforward.com/)
クラウド型の会計ソフトを中心に、請求書管理や経費管理などさまざまなサービスを展開しているMoney Forwardが提供している請求書テンプレートです。登録なしでダウンロードできます。
軽減税率対応の請求書テンプレート
消費税増税に伴って8%から10%へと引き上げられましたが、一部の商品は軽減税率制度によって税率が据え置かれています。この請求書テンプレートは税率8%に対応しており、シンプルな作りとグレースケールの色合いによって印刷代を抑制できます。
お洒落な請求書テンプレート
お洒落な雰囲気とシンプルさ、そして清潔感のあるデザインの請求書テンプレートです。機能面にも気を使っており、できる限りユーザーが使いやすいように関数などが利用されています。
かわいい印象の請求書テンプレート
蝶々がひらひらと飛んでいるイラストが付けられているかわいらしいデザインの請求書テンプレートです。使いどころを選ぶので注意してください。
Misoca(https://www.misoca.jp/index.html)
Micocaはクラウド型の請求書作成ソフトを提供しています。見積書・納品書も最短1
踏んで作成でき、豊富なテンプレートから独自の請求書が作成できます。Misocaが提供している請求書テンプレートは非常にシンプルなもので、必要事項が明確になっており使いやすいテンプレートとなっています。
Misoca請求書テンプレート
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請求書テンプレートのメリット
上記にご紹介したページには、他にもさまざまな請求書テンプレートが提供されています。自社にとって最適なテンプレートを選び、ダウンロードして使いましょう。では、請求書テンプレートを活用するメリットとは何でしょうか?
メリット1. 初心者に使いやすいものが多い
本記事でご紹介した請求書テンプレートは、そのほとんどが初心者向けに提供されているものです。本格的に作りこむよりもテンプレートを活用した方が請求書初心者にとっては使いやすいでしょう。いきなり本格的なものを使うと挫折しやすいので、まずは使いやすい請求書テンプレートを検討してみてください。
メリット2. 作成にあたりコストがかからない
請求書を独自に作ろうとすると、そこには多大な時間と労力がかかります。大枠を作成して微調整を繰り返していると、1週間かけて完成させたなどのケースが少なくありません。しかし、そうした苦労した作成した請求書もベストではなく、定期的な改善が必要です。このため100%を目指して作りこむよりも、テンプレートを活用してすぐに請求書活用を始める方がコストは圧倒的に低くなります。
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請求書テンプレートの注意点と会計システムの活用
多くのテンプレートはExcelで作成されているため、共同編集ができないことと、バージョン管理が難しいことに注意しなければいけません。請求業務を複数担当者で行う場合、複数のファイルが同時に発生するためバージョン管理が難しくなり、どのファイルが最新版なのかが分からなくなります。また、Excelファイルを誤って削除してしまうリスクもあるため、常にバックアップを取っておく必要があります。
請求業務において、請求書テンプレート以上に活用していただきたいのが会計システムやERPです。それ1つで請求書作成や会計処理が簡単に行え、かつデータを蓄積して分析することも可能です。特にクラウド型の会計システムやERPならば、導入にあたってサーバー調達やソフトウェアインストールも不要です。インターネット環境さえあればいつでも活用できます。
また、会計システムの中には他の業務システムと連携した製品もあります。そうした製品を選ぶと、会計システムだけでなくあらゆる業務システムがデータのやり取りをするため、データの二重入力などが発生しません。蓄積したデータはBI(Business Intelligence)ツールなどを通じて分析し、リアルタイムな経営状況可視化も可能です。この機会に、請求書テンプレートを使った請求業務だけでなく、システム化された請求業務にも着目しましょう。
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- 会計
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- 経理/財務会計