水道光熱費

 2019.05.23  クラウドERP実践ポータル

水道光熱費は、会計の勘定科目で使用される費目で、企業や個人事業主が事業を遂行する上で必要となる水道代、ガス代、電気代、さらに暖房用の燃料費など、エネルギーに関わる全般的な経費のことを指す。仕分け上は、事務的な業務を対象とする販売費および一般管理費に含まれ、製造原価となる工場の操業に必要な燃料代等とは区別される。

水道光熱費の支払いにおいては、実際に使用された分をメーターで測定し、それに応じた金額を翌月に請求することが多いため、使用した月と支払う月にズレが生まれてしまう。厳密には、発生した月に戻ってその費用を計上すべきだが、水道光熱費の場合は事務的作業の軽減を図るため、支払った時点で費用計上することが認められている。

また、自宅の一部を使って事業を行っている個人事業主などの場合は、利用状況に応じて、個人の費用と会社の費用に按分することができる。ただし、按分が認められているのはパソコン等に使う電気が主で、水道やガスは、事業内容にそれが必要となる場合を除き、一般的には認められない場合が多い。

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