ソフトウェアは、コンピューターに命令を出して機能させるためのプログラムのこと。省略して「ソフト」と呼ぶことも多い。ソフトウェアが情報・データの集まりであるのに対し、物理的な回路や装置を用いて構成される、コンピューターそのもの、周辺機器などは「ハードウェア」もしくは「ハード」と呼ぶ。
ソフトウェアは大きく分けてオペレーション・システム(OS)とアプリケーション・ソフトウェア、ミドルウェアがある。
OSはハードウェアの操作などコンピューターの基本的な機能を司る。WindowsやMas OSなどが代表例。一方、アプリケーション・ソフトウェアは特定の目的となる処理を実行するだけの機能を持つ。ワープロソフトや表計算ソフトなどが代表例。ミドルウェアはOSとアプリケーション・ソフトウェアの中間に位置し、仲介役として機能する。データベース管理システムなどが代表例。
日常的にコンピューターを使う現代では、ソフトウェアの存在が欠かせない。炊飯器や電子レンジといった家電の制御を行うソフトウェアなど、もはや生活のいたるところにソフトウェアは利用されている。