POS

 2019.04.26  クラウドERP実践ポータル

POSとは、販売時点情報管理という意味で、「Point Of Sales」を略した語。レジで商品のバーコードを読み取ることで、各商品の売上情報を、店舗内や本部のコンピューターへネットワークで送信するシステムとなっている。商品の売上情報を集計して、売上や在庫を管理・共有することが可能。POSシステムはコンビニエンスストアやスーパーマーケットなど、全国各地の小売店を中心に導入されている。

POSでは、「どのような商品が、いつ、どの客層に購入されたのか」がわかるようになっている。POSで得た情報は、店舗の在庫管理やマーケティングに大いに役立つ。

よく売れる商品は品切れにならないよう発注を増やし、あまり売れない死に筋の商品は在庫を減らすなど、売上によって在庫数を調整することが容易になる。販売促進の効果を見極めたり、売れ筋商品の傾向や購入する客層を分析することで、新商品を開発する際の参考にしたりと、POSの情報には多様な活用方法がある。そのため、POSの導入には、データから情報を読み取って解釈し、利用する力量が求められる。

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