パートナー管理とは、社外資源であるビジネスパートナーの管理体制を意味する。パートナー管理で発生する業務には、「商談の進捗状況の記録」「パートナーコミッションの管理」などが挙げられる。
また、パートナーごとの特徴を整理し、発生した案件をどこに発注するかを常に把握しておくことも重要といえる。しかし、従来の管理方法では自社とパートナーが独立したシステムを用いているため、連携が取りにくいという問題点があった。
そこで、近年ではパートナーと共通のシステムを導入する動きが活性化している。具体的には、クラウドやSaaSへの切り替えがある。パートナーとの間でシステムを統合すれば、ビジネス上で生じる共通の問題が明確となり、協力して解消できる。また、自社の見込み客をパートナーに紹介し、営業をかけてもらうことも可能となる。何より、リアルタイムで情報を共有できる。パートナーとの協力体制を高めるためにはワークフローの相互理解が不可欠であり、管理システムは大きな役割を果たす。