アウトソーシング

 2019.05.07  クラウドERP実践ポータル

企業が自社の業務を外部の専門業者などに委託すること。「外部委託」、「外注」などとも言われる。アウトソーシングには、委託側企業と受託側企業があり、受託側企業は一般的にアウトソーサーと呼ばれる。

従来、アウトソーシングとはIT関連の現場で開発などを外部の業者に依頼することを指していたが、今では経理、人事、生産、営業などビジネス上の様々な分野で利用されるようになっている。事務的な仕事やサポート業務を派遣社員など外部に委託することで、主力の事業に自社の人員を集中させることを目的とする。また、専門業者に委託することで、安価でありながら質の高い仕事をしてもらえ、コスト削減や品質・スピードの向上、効率化、ひいては企業の競争力の向上につながるというメリットがある。

アウトソーシングすることで自社の専門ではない分野に進出することができるという利点もある。変化の激しい現在、社員をじっくりと育成する時間と経費をかけるよりも即戦力を得たいという企業が多い。そのため自社の人材をアウトソーシング会社に移すことで、組織のスリム化を図るという企業の再構築手段としても用いられている。

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