オプション取引

 2019.05.16  クラウドERP実践ポータル

株式・債券・通貨など特定の商品を将来の一定の期日もしくは期間内に予め取り決められた価格で売買できる権利(オプション)を有する取引を指す。買う権利のことを「コールオプション」、売る権利のことを「プットオプション」と呼ぶ。オプション取引には「コールの買い」「コールの売り」「プットの買い」「プットの売り」の4種類があり、これらを組み合わせることで投資スタイルにあったポジションを取ることができる。

オプション取引で、オプションの買い手は売り手に対してオプション料を支払う。これをプレミアムという。買い手はプレミアムの支払いの対価としてオプションを得ることで、権利行使により予め決められた価格(権利行使価格)で商品を入手できる。オプションを行使された売り手側には履行義務があるため、すみやかな履行が求められる。先物取引が売買契約なのに対して、オプション取引はあくまで権利の取引になる。プレミアム料のリスクを負うだけで大きな利益を得る可能性があり、さまざまな投資戦略がとれるというメリットがある。

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