ファクタリング

 2019.04.26  クラウドERP実践ポータル

ファクタリングとは、売掛債権買取業務のこと。得意先から売掛金や手形などを割り引いて買取し、その管理や回収を行う業務を指す。

ファクタリング業者は、通常企業が行う債権の管理や回収を代理で行う。企業はそういった業者に依頼することで、売掛金や手形の管理をしなくて済む。取引先が多い企業では、従業員の負担を減らすことも期待できる。

ファクタリング業者に債権を売却することで、期日前より早く資金化できるのもメリット。資金調達がスムーズになる上に、万が一売掛先が倒産しても売掛金回収が出来ず貸倒れになる危険性が無くなる。

ファクタリングには、ファクタリング業者と利用会社の2社間で行うものと、そこに売掛先の会社が加わり3社間で行う2種類がある。

2社間の場合、期日前に売掛金を資金化しても、売掛先の会社には分からないメリットがある。しかし、手数料が最大で売掛金の30%程度かかるというデメリットもある。
3社間の場合、手数料が最大でも売掛金の5%程度で資金化できる金額が大きいのがメリット。ただし、売掛先の事前承認がないと利用できないので注意が必要。

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