日配品とは、主に牛乳やヨーグルトなどの乳製品や納豆などの大豆製品、生麺やデザートなど冷蔵が必要で日持ちがしない食品を指す。魚や肉などの生鮮食品は含まないが、パン・卵・アイスクリーム・冷凍食品などを日配品とする小売店も存在する。
日配品は賞味期限が短いゆえにスーパーなどの小売店に「日々配送される商品」という言葉を略したもので、読み方は「にっぱいひん」。同じ意味として「デイリーフーズ」や「デイリー食品」が使われることもある。
日配品の多くは低価格で消費者の需要が多く、小売店も力を入れる。しかし、日配品は季節や天気によって販売数が大きく変化するため、発注数や在庫管理には経験が必要であることも多い。また日配品は毎日発注・搬入・検品・賞味期限のチェックなどが必要になるため、従業員の負担となりやすい。
そのため近年ではPOSなどのシステムを導入することで「どの商品がいつ売れたか」を数値化させ、日配品を効率的に管理できるような試みがなされている。