BI(Business Intelligence)は、自社の組織データを収集・分析するための技術や手法のことを指す。BIを使用することにより企業の過去から現在までの業績を把握・分析したり、未来の意思決定に役立てたりする。
基本的には、パッケージとして提供されているBIツールを業務に役立てることが一般的で、「購買、会計、販売、決済」といったバラバラに構築されているシステムのデータを集計し分析できる。具体的な機能は「データ分析、データ・テキスト・プロセスマイニング、複合イベント処理、OLAP、業績管理、ベンチマーキング、規範分析、予測分析」といったものが一般的。
その他、必要なデータを蓄積するための「データウェアハウス」、データを抜き出すための「データマート」、データを作成し更新する「ETL」といった技術が使用されている。また、BIツールは意思決定を行うためのシステムであるため、「意思決定支援システム(DSS)」やCI(Competitive Intelligence)と呼ばれることもある。