アカウンタビリテイー

 2019.05.09  クラウドERP実践ポータル

説明義務、説明責任のこと。accounting(会計)とresponsibility(責任)を語源とする言葉で、1960年代にアメリカで使われ始め、その後、日本でも広く使われるようになった。株式会社の場合、企業の経営者が資金提供者株主に対して、経営方針や、資金の業務、財務情報などを開示して経営状況を説明する責務のこと。

元々は、アメリカで国に納めた税金が正しく使われているかを説明するために使われる言葉だったが、会計全般に使われるようになり、最近では株主に対してだけではなく、クライアントや取引先など広義で使用される。

アカウンタビリテイーはレスポンシビリティという言葉と良く混同されがちだが、アカウンタビリテイーは、あくまでも株主など「利害関係のある相手」に対して企業側が負う説明責任であり、レスポンシビリティは広く、一般的な責任や責務という意味を持つ。
また、アカウンタビリテイーには、形や基準がないので、瑕疵のある相手を攻めやすく、濫用されやすいという問題点がある。

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