ESG(環境・社会・ガバナンス)
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ESG(環境・社会・ガバナンス)に関する課題は、企業の優先的な対応事項として考えられてきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、ESGの重要性はさらに高まっています。地球規模の気候変動やエネルギー問題などは非常に重要な課題となっており、企業には環境パフォーマンス(環境業績)に対する責任が求められています。
これまで以上にサステナビリティと社会的な要素が重要になってきている
サステナビリティ活動や社会問題に真剣に取り組まない企業を見放す
テクノロジーを活用することで、サステナビリティを推進する組織が長期的に成功する
※No Planet B: サステナビリティにおける意識とテクノロジー活用調査より
ESGの報告に必要なデータ
ESGの取り組みの報告は、決して簡単なことではありません。ESGの報告に使用するデータは、男女間の賃金格差からサプライチェーンの二酸化炭素排出量まで、あらゆるものを網羅する必要があります。組織のさまざまな部門において、ESGのデータを生成することになります。サプライチェーン、人事、IT、ERP、その他の業務システムは主要なデータを提供しますが、その粒度や基準はさまざまです。
環境
- 二酸化炭素排出量(カーボン・エミッション)
- 水資源を多く必要とする事業
- 設備で使用されるエネルギー
- 製品のサステナビリティ
- 収益感度
- 有害廃棄物
社会
- 従業員の健康に対する取り組み
- デジタル技術に関するスキルアップ
- 男女の賃金格差の中央値(時給換算)
- 従業員の定着率
- 性別や人種/民族の表現
- サプライヤーの労働リスク
ガバナンス
- 女性およびマイノリティの取締役の数
- 気候問題を監査する取締役会
- 役員報酬
ESGの計画と報告のベストプラクティス
ESGの効果的な計画や正確な報告を行うためには、データの収集、変換、標準化、集計を行い、ESGのプログラムの全体像を一貫して把握する必要があります。
戦略的、協調的、予測的、構造化な計画の策定によるESG目標の達成・改善
組織全体から、指標とデータの収集
KPIを正確に比較できるように、一貫性のあるフレームワークへのデータの変換
組織全体でのKPIの統合と集計
成果の分析により、ESGの指標およびビジネスへの影響に関するインサイトの獲得
経営層に対する社内向け、ないしステークホルダーへの社外向けの報告
複数のレポート・フレームワークへの対応※
※EUではGRI(Global Reporting Initiative)が普及しつつあるが、他の地域でも他のフレームワークが開発されています。
オラクルが支援できること
ESGに関するデータの収集と、そのデータから報告書を作成するベストプラクティスのリストをご覧いただくだけで、ESGの報告が非常に難しい理由をお分かりいただけるかと思います。
オラクルは、Oracle Cloud Enterprise Performance Management(EPM)にESGレポート用のソリューションを実装しています。このソリューションにより、ESGの分析とインサイトを得るうえで必要なるプラットフォームが提供され、ESGの実践と計画を理解したうえでその成果のレビューが分析ができるようになります。また、Oracle Cloud EPMは、ダッシュボードやチャート、スプレッドシートなどの機能が含まれているため、KPIの表示だけではなく、関係者が目標やその阻害要因、および進捗状況を直感的に理解しやすい包括的なレポートを作成することができます。
Oracle Cloud EPMが支援できること
関する計画の策定
複数のESGの報告要件への対応
のレポートの管理
フローと承認による、説明責任
(アカウンタビリティ)の明確化
Oracle Cloud EPM 関連資料
Oracle Cloud EPMに関する製品資料をご用意しました。ぜひこの機会にご確認ください。
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